時をかける表象

東京大学文科2類。記事と日記に分かれてます。Instagram→@utl458913

令和の自分へ、令和生まれの我が子へ

2019/04/30 火曜日

 

平成最後の日は朝から雨だった

久しぶりの学校は4限からだった

部活は雨なのに外練だった

初めて練習終わりのミーティングで喋った

元号が変わっても自分の生活が急変しないことは知ってるし、多分みんな知ってる

けどテレビのニュースも、Twitterやインスターのストーリーも、ドンキホーテの広告も、五月祭の店の名前も、みんな令和ばっかり

平成生まれの僕たちは元号が変わることを経験していない

昭和生まれの人たちも、人の死を伴わない改元を経験していない

昭和生まれの人はこれが最後の元号になるかもしれないし、自分もあと何回体験できるかわからない経験だと思う

そんな経験を、自粛を必要としない、祝福の気持ちだけを持って迎えられることにまず感謝したいと思う

よくわからないが、実はこれは凄いことなんじゃないか、と思っている

大きな高揚感と、ほんのちょっとの切なさとが混ざったこの感情の名前を自分はまだ知らない

いつか今日や明日のことを自分の子供に聞かれる瞬間が来るだろう

今まで自分の苦しかったこと、悲しかったこと、幸せだったこと、その全ては平成と共にあった

自分は平成という元号が好きだ

両親は昭和の方が好きだと言っていたが、多分人生で最も濃い時間を過ごした期間の元号が昭和だからだと思う

自分にとってそれが平成なのか、令和なのか、またはそれらとも違うものになるのかはわからない

しかしお父さんが初めて改元を経験したのは、東京大学に入学したての頃だったんだぞ、といつか言うことになると思う

そして令和の最初の4年間は、自分にとって、多分人生の中で大きな転換点になると思う

いつか自分の世代に対する形容の仕方として「激動の令和を生き抜いた世代」なんていう言葉がニュースやワイドショーで取り上げられたりもするかもしれない

令和という時代が何年続くかはわからないが、今この場で心機一転する必要があると思う

自分はこの大学で、目標を達成する力を養いたいと思う

部活動を例にとっても、周りの部員がどのように自分の目標を達成していくのか、それに対してどのように取り組んでいくのかにかなり興味がある

激烈な受験を勝ち抜き、知力と精神力は人一倍あるはずの東大生がどのように目標を達成していくのかを知ることは、たとえその目標が自分よりも低かったとしても、自己改革の一翼を担う要素になると確信している

ほとんどの東大生が自分と同等、あるいは自分よりも優秀で、そんな人間の目標への取り組み方を、自分が最も精通している陸上競技という分野で確認することができる

部活動以外でもさまざまな取り組みに積極的な東大生を間近で見ることができる

これは今後自分が何かを達成する上で、そのまま流用できる実戦的なサンプルになると確信している

こんな4年間を過ごすことができることにまず感謝したい

これが平成を終える平成生まれの、令和への期待であり抱負である

そして後先考えずに突っ走ってきた時代の反省をし、令和生まれの人々のためにより良い社会を作りたいと思う

新しくて、未知が広がる新時代を生きる人間として、今日この日にそう思った