時をかける表象

東京大学文科2類。記事と日記に分かれてます。

誕生日プレゼント

2018/09/29 土曜日

 

生まれて初めて4°Cに行った

誕生日プレゼントを買うためだ

なぜ4°Cなのかというと、端的に言えば王道だから

どうしても自分の悪い癖で、プレゼントというと、何か一種の儀礼的なものであるような気がしてしまう

古代中国の冊封体制のように、自分が渡すもので自分の価値、そして自分から見た相手の価値が決まってしまうような気がして、見栄を張らずにはいられなくなる

まぁそもそも誰かへのプレゼント、特に高価なものを渡すこと自体が初めてのことのような気がするんだけど

ちなみに去年はシルバーのネックレスを渡した

 

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19歳の誕生日にシルバーアクセサリーを男の人からプレゼントしてもらうと女の人は幸せな恋愛ができるようになるという言い伝えがヨーロッパにはあるらしい
これはプラチナと違ってシルバーは身につけずに放置しておくと黒ずんでしまうことにちなんで、毎日身につけていれば身も心も磨かれるという意味があるらしい
くすんでしまうからこそ維持された美しさが際立つというわけだ
欠点が長所を引き立てることに似ている

死があるから生を享受できるし、たまの2番があるから1番を取った時の喜びも引き立つ

そして資本主義が言うには、20歳の誕生日にゴールド、21歳の誕生日にプラチナのアクセサリーを渡すといいらしい

商業とは人を騙すことだと言われる

商売人の究極の目的は、欲しくないものを相手に買わせることだ

かといって共産主義を持ち上げるつもりはないけど

まぁそれでも時流はゴールドのアクセサリーを買えと囁いているから、そんな名もない店で買うのも興ざめなことのような気がして、4°Cの扉を開いた