時をかける表象

東京大学文科2類。記事と日記に分かれてます。

ブラッシングの抜歯ング

2018/11/19 月曜日

 

今日は歯を抜いた

この前傷んだところの横の歯を抜いた

自分は幼少期になぜか歯が次から次へと抜けてしまい、無作為に歯が生えてしまったため、歯並びが岩手県の海岸みたいになっている

リアス式歯並びになっている

髭剃りみたいに二枚歯、三枚歯みたいになっている箇所もある

そういう箇所はどれだけ歯磨きをしても、歯ブラシが届かずに歯がゆい思いをし、結果的にいつかは虫歯になってしまうから、抜いてしまおうというわけだ

なんなら来週の金曜日にももう一本抜くし、再来週にももう一本抜きたいと考えている

歯は一生使うわけだから早く治療しといた方が死ぬまでの日割りが安くなるからだ

自分は今まで抜歯を経験したことがなく、母が言うには死ぬほど痛くて丸一日は涙が止まらなくなると聞かされていた

しかし、いざ抜いてみると麻酔して3秒くらいミシミシ音を立てて歯は抜けて行ったし、麻酔が切れても全然痛くなかった

溺死した人のふやけた肌みたいにブヨブヨとした傷口から少量の血が断続的に流れて出て、唾液と混じって食欲が失せるくらいのダメージだった

前回がマジで痛かったから免疫がついて、今回の二回戦は一回戦の相手よりは強くないかなと思っているだけなのかもしれないが、まぁなんせ無事に三回戦に進めそうでよかったなと思った

二回戦歯痛いじゃなくてよかったと思った

治療後に自習室で勉強を再開しても、10分に1回くらいのペースで口の中が血と唾液で満杯になり、すいません、紙コップありますか?と尋ねると、透明なプラスチック製の使い捨てコップがあると言われて手渡され、少量の血と大量の唾液が混じった液体を10分おきに吐き出すことを繰り返したが、薄い赤みがかかったその液体がなんとも言えない生命力を表現しているような気がして、なんとも言えないほど綺麗だった

歯は大事にするべきだ

心からそう思った