時をかける表象

東大に2度落ちてもなお未だに浪人生をしているという学生の日記。記事と日記に分かれてます

神々の警鐘

2018/06/18 月曜日

 

8時に目が覚める

大阪で震度6弱地震

母の携帯の地震速報で目覚めて、揺れを確認

机の上に山積みにされてホコリをかぶったプリントの、上の数枚がピラッと落ちた程度の揺れであったが、自分が人生の中で経験した数少ない地震の中では1番揺れたかのような気がした

4時ごろに眠りについたため、なんせ眠かった

とりあえず揺れを確認したと同時に布団から手を伸ばしてドアを開け、それから揺れに揺られながら寝ようと思った

すると揺れの最中、母が自室を覗きに来た

呑気な奴だと言われたりもしたが、やはり地震は怖い

自分が小学6年生の時、東日本大震災が起こった

確か小学校の卒業式の予行の日だったように思う

自分が帰宅するほんのちょっと前に揺れ、普段ミヤネ屋を見ながら寝そべっている母が唖然とした顔で津波の映像を見ていたのを覚えている

ミヤネ屋のスタジオも「揺れています!大変なことになっています!」といった感じだったらしいが、こっちは全く揺れておらず、小学生ながら、なんかのコントをしているのかとさえ思ったのを今でも覚えている

実際多くの方が亡くなって、RADWIMPSのオフィシャルサイトで募金が募られたりして、すごい大変なことなんだろうなとは思ったが、何度も何度も流される津波の映像を見てもあまり実感が湧かなかった

それよりも各家庭の生存情報とかを発信した方が被災者にとってはいいんじゃないか、とも思った

結局震災や津波の悲惨さ、恐ろしさを植え付けるだけで、実用的なことはなにもしてない気がした

そしてどのチャンネルも震災一色に染まるなか、サンテレビだけ青汁の宣伝をしていた

阪神淡路大震災が起きた時は自分はまだ生まれておらず、両親も九州にいた

地元の人に話を聞けば、電柱が揺れていたとか、友達のお母さんが亡くなったとか、当時小学生で同級生が亡くなったとか色々出てくる

毎年学校では震災の日に教室で黙祷を捧げたり、ビデオを見せられたり、避難経路の確認、震災が起こった時の対処法や予防策についてのレクリエーションがある

担任の先生が「先生はあの時、」みたいなエピソードトークをする

震災は忘れた頃にやってくるというが、忘れるもなにも、本当に痛い目にあったことがないからあまり実感が湧かないというのが実際の話

予備校に行くと交通機関が全てストップしていたため何故か自分だけマンツーマン授業

聞くと結構揺れた、なんて言う人もちらほらいて、多分自分の家は丈夫なんだろうなと思った

耐震工事が済んでいるかどうかとか、地質の関係で揺れは大きく変わる

震源近くに住んでいる同級生が、死ぬかと思ったとか言っているのを聞くと、一人暮らしをするときには安全で頑丈な家に住みたいものだと思ったが、要は結局運である

たまたま地震の時に外を出歩いていて、崩れ落ちたビルの破片が突き刺さって命をなくす可能性も十分にある

20世紀は戦争の世紀で、21世紀は災害の世紀

もしかしたら、終戦して平和ボケした無力な人間たちに、神々が警鐘を鳴らしているのかもしれない