時をかける表象

東大に2度落ちてもなお未だに浪人生をしているという学生の日記。記事と日記に分かれてます

【なぜ授業は延長するのか】

2018/06/16 土曜日

 

なぜ教師は平気で授業を延長するのか

チャイムの音が聞こえていないのかと思わせるほど悪びれもせずに

 

例えば、時間割を見ながらこんなことを言う生徒は多い

「1時間目数学、2時間体育、3時間目国語、4時間目数学、えっ?また数学?」

でも考えてみてほしい

数学の教師は毎時間数学ということを

「1時間目は2組で数学、2時間目は4組で数学、3時間目は1組で数学、」

これが毎日続くということを

例えばカラオケに行って1時間好きな歌を歌う

その1時間ワンセットのローテーションを部屋を変えて何時間も歌うような日々

つまり教師は校内密着型ツアーライブを毎日している

半強制的にチケットは毎回ソールドアウト

「えー、今日は解の公式ですね…」

とか言いながら心の中では、

イカれたメンバーを紹介するぜ!解の公式!!」

と叫んでいる

「この日本史への熱い想いを伝えたいんだよ!!」

という気持ちで授業を展開しているし、生徒という名のリスナーたちから「一揆一揆一揆!」というコールが上がれば、会場のボルテージは最高潮に達する

教師が「二次関数の問題は?」と聞いて、生徒が一斉に「まず軸の確認!」と答えるといった類のコールアンドレスポンスを求める教師は数多い

生徒の大半が、なんのためにやっているのか理解できなかったと思うが、リスナーからのレスポンスがバシッと決まれば、教室の熱気を二時間吸うレベルで二次関数の話をしたくなってくるのが本物のロックミュージシャン

事前にCDを聞かないとレスポンスが遅くなるから予習は大切だと口を揃えて言う

授業の説明が終われば問題演習へと突入

時間が迫る中で教師は言う

「今日は俺のLIVEに来てくれてありがとう。最後に例題10楽しんでって」

「先生、質問です」

この言葉がアンコールの合図

チャイムが鳴ったって関係ない

だって自分の授業はリスナーに求められているから

そういった類の勘違いが、ありがた迷惑なサービス残業を加速させ、教師の耳を悪くさせているのだ