時をかける表象

東京大学文科2類。記事と日記に分かれてます。

【ラブストーリーベースボール】

2018/06/15 金曜日

「お前ストライクゾーン広いなぁ」
というセリフは赤外線のようにこの世を飛び交っている
それを聞くと、人間関係というのは野球に例えられるのではないかとふと思った


例えば勉強もできてスポーツ万能の子はエースで4番と言うにふさわしい
どの集団にも1軍と2軍、スタメンとベンチが存在するし、監督的ポジションの人間も必ずいる
困った時に頼りになる代打もいるし、ピンポイントで使えるピッチャーもいる

シンカーを投げ続けて肘を壊すような破天荒キャラだっている

恋愛に限って言えば、告白しては玉砕し、告白しては玉砕しを繰り返す奴は三振王である

異性なら誰でもいいのと聞きたくなるほど手当たり次第取っ替え引っ替えするような光源氏みたいな男は多分イチロータイプ

長打は少ないが打率は高い

その一方で最初からホームランしか狙ってない人もいる

ターゲットが精神的に弱った時に、「大丈夫?」なんて声をかけて付き合おうとする奴は置きにいった甘い球を逃さない

自分の人生の中において、ショートゴロなのに打点がつくようなものもあれば、特大ホームランと見せかけてセンターフライで終わるようなものもある
打席に立つことから逃げてきたバッターがいきなりヒットを打てないのと同様に、今まで誰とも付き合ったことない人は多分初めて付き合った人とはうまくいかないし、お見合いで結婚する人はバットを振らなかったらたまたまフォアボールで出塁した人だと思う


スコアボードを見れば今の状況がわかる
3点リードで9回裏

くだらないケンカも最終回を迎える

もうそろそろ謝ってくるだろう、そしたら許してやろう

これだけリードしているから自分からは謝らないでおこう

ツーアウト満塁で最後の攻防戦

「もう別れよう」

この満塁弾で晴れてゲームセット

文字通りこれがサヨナラ負け