時をかける表象

東大に2度落ちてもなお未だに浪人生をしているという学生の日記。記事と日記に分かれてます

2018/05/14 月曜日

月曜日は何かとしんどい

朝から授業はあるし、どう考えても寝覚めが悪い

今日は昼ごはんを食べに松屋に行った

12時15分ごろからの30分間は尋常じゃないくらい客が多い

最近値上がりしたけど、松屋は安いから好き

なんか、これぞまさしく戦後民主主義の大衆像を見れる感じがして個人的には結構好きな空間

自分はお金がないから普通にオーソドックスな牛めし並盛りを頼む

「並盛りいっちょ〜」

店員の気だるい声がする

「焼肉定食いっちょ〜」

「カルビ焼肉いっちょ〜」

サラリーマンはわざわざ松屋に来てまで800円近くする定食を食べる

なんやねん、320円の並盛りを頼む俺が悪いんか、と思いながらカウンター席を舐め回すように見ると、大半のサラリーマンが死んだ目でスマホを見ている

「みんなの食卓でありたい松屋」という音楽が店内に流れている

もちろん松屋は贅沢なレストランではない

でも世の大人たち、もう少しマシな顔をしてくれよ、と思う

100円のカップ焼きそばで昼食を済ます学生にとって320円の牛めし並盛りですらちょっとしたご馳走なのに

あんたら焼肉定食とか食べてるんだろ、と

貧困問題について考えるとき、相対的貧困絶対的貧困を区別して考えない人間は多い

裕福な人がいて、貧しい人がいる

これは言ってしまえば当たり前

世界の金持ちトップ10の人々だけで、世界の人口の半分の人々の総資産に勝てるというのを聞いたことがあるし

ここでいう絶対的貧困というのは1日1ドル以下とかで暮らす人々のこと、恵まれた日本ではあまり見かけない人々のこと

上には上がいるし下には下がいる

松屋の定食なんて高くて食べたことない人もいるし、そもそも松屋に行くことを嫌う人もいる

でも日本にいる僕らが考えているのは結局、相対的な貧困の方なのだ

料理ができるまでの間、そんなことを考えていた

「並盛りいっちょ〜」

どこか寂しげな声が店内に響いた